- ■2012.07.03
2日に国税庁は12年分の路線価を公表しました。
標準宅地の増減率が平均で前年比2.8%減と4年連続で下落しました。 詳しく見る
いつかは必ず訪れる。それが相続です。
一定以上の資産をお持ちの方にとって、いつかは必ず訪れるのが相続です。
必ずやって来ることが分かっているのであれば、今のうちから出来ることをやっておきたい。
相続が発生する可能性のある方にとって、それは切実な問題です。少しでも早いうちから手を打っておけば有利になることもあるのでは?とお考えになる方もおられるのではないでしょうか。そのお考えは、正解です。相続対策というのは、早ければ早いほど打つ手が多く、有利になります。例えば相続財産の生前贈与。これは贈与税の基礎控除といって「贈与税が掛からないやり取りの範囲」として設けられている110万円の枠を利用する方法です。10年かけて毎年110万円ずつ贈与していけば1100万円もの資産を無税で移転することができます。この年数が多くなればなるほど節税効果も高くなるので、有利になるというわけです。これは一例ですが、私たちは税務を担当する者として、お客様のために「今からできること」を最大限にご提案いたします。